ローベッド【シングル・セミダブル】フレームは強化樹脂仕上げを選べ！

ローベッドに限らず、ベッドを買いときに購入基準のひとつとなるのが｢価格」ですよね。

高いよりか安いほうが魅力的ですし、手が出やすいです。
でも｢絶対に避けてほしい」注意点を挙げましたので参考にしてください。

安いベッドは魅力的！以下を注意して購入しよう。

一番に気を使っていただきたいのは、なんといっても快眠を左右するマットレスですが、あまり安いものに飛びついて「寝心地が悪い」｢体調が悪くなった」なんてことのないように注意してくださいね。

マットレスの参考記事はこちら

マットレスの次に注目していただきたいのは、｢フレーム」です。

ほとんどの方がデザインに目が行くと思います。
いいんですよ。これから長く使うものですから、自分の気に入ったデザインのものを選んで正解です！

気に入ったものがあれば、次に機能面ですがをチェックしましょう。

●宮付き(ヘッドボード)にするか？
●コンセントはいるか？付いているか？
●すのこ仕様にするか？
●収納スペースがいるか？

この4つだけ注意すれば、ひとまずOKです。

「収納」がほしいなあと思われた方は、チェストベッドやダンパーによる跳ね上げ式の「収納ベッド」を選択していただくことになりますが、高額になりますのでご予算をオーバーすることもあります。※跳ね上げ式はすのこ仕様がありません。

安くてもプリント化粧紙仕様は避けろ！

自分の必要な機能面が確定した人は、次にフレームの材質をチェックしてください。

「そんなのわからないよ」と言う声が聞こえてきそうですが、
難しいことはありません。
本体に貼り付けてあるシールを見るか、仕様書を見れば一目瞭然！
ちゃんと書いてあります。

最近の家具類は軽量化もあって、パーティクルボードやMDFというものが使われているのがほとんどです。

パーティクルボードとは小片の木材を樹脂製の接着剤で固めたものです。みなさん絶対見たことがあると思いますよ。
一番身近なものは、｢三段ボックス」です。
｢カラーボックス」という名称で販売しているメーカーもあります。

組み立てるときに断面を見ると、細かい木屑が固めてあるのを見たことはありませんか？

とても安価で販売されているので、わたしもかなり利用してます。ただ、水に弱いんですよね。

飲み物を入れたコップなんかを置くと、丸い「わっか」の跡が付いて、プリント化粧紙にしみこんだら取れないこともしばしば。結露などが染み込んだときには、パーティクルボードがふやけてしまうこともありました。

脱衣所に置いたものは湿気のせいか、ふやけるのが早かったように思います。

それにキズが付きやすい、プリント化粧紙が破れやすい。テープに弱い・・・など欠点が多いです。安いから仕方ありませんが。

格安家具にもこのプリント化粧紙がよく用いられています。ベッドは湿気を伴う家具でもあるので、できれば避けたいところですね。

強化樹脂加工のベッドフレームがGOOD!

ネットのベッドを見ると、最近は｢強化樹脂仕上げ」とか｢ウレタン塗装仕上げ」など格安の割には手のこんだフレーム仕上げのものが販売されています。

ネット商品だから｢安かろう、悪かろう」を払拭するサービスですね。テープをはがしてもあとが残らないそうです。

強化樹脂仕上げしたフレームは傷もつきにくく、汚れもつきにくいということです。お掃除も簡単というのがうれしいです。

私の場合飲み物をベッドに持ち込むので、必需品ですね。宮付きヘッドボードに置いたときにどうしても底が結露でぬれます。ウレタン塗装や強化樹脂仕上げなら、さっとティッシュで拭くだけでしみることもなく便利です。

木の風合いを楽しみたいあなたには・・・

なかには人工的なものではなく、木の風合いがあるベッドがいいという方もおられるでしょう。

そんな方は仕様を確認して｢天然木」仕様のベッドを選択してください。

安価でよく出回っているものは｢パイン」材を使用したベッドが最も多いです。ただ、パイン材(欧州のマツ）は木の風合い・温かみを感じられる素材の分、傷が付きやすい素材でもあります。

柔らかいので、ぶつけたりするとへこみます。また長年使っていると黄色く変色することもあります。

その経年の風合いを楽しむのも木製家具の楽しみですが、普段のお手入れが大切であるということも踏まえておいてくださいね。

まとめ

これからシングルベッド・セミダブルベッドを買おうと計画している一人暮らしの方は要注意！安いからといって即購入は危険です。以下のことを必ずチェックしましょう！

●プリント化粧紙のベッドはやめよう。
●仕様や機能をチェック！
●素材・材質を確認する余裕をもって購入しよう
●生活スタイルに合わせて決定する！

ぜひ参考にしていただいて、快適ナイトライフをお過ごしください。