すのこベッドの通気性!? 誤解をまねきかねない販売店の商法に注意

特に夏や梅雨時期のジメジメした時期は、ベッドに寝ても気持ちが悪いですよね。
カビが出るんじゃないかとか、湿気とかが特に気になります。
私が接客したお客様で、すのこ仕様のベッドに非常にこだわる人が多かったのでそのことについて書きます。

湿気

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通気性に優れた「すのこベッド」

気に入ったフレームが見つかったお客様で、マットレスをめくって、「これ、すのこ仕様になってますか?」と質問されるお客様が本当に多かったです。

とても“湿気”を気になさっているのです。

たしかに「すのこベッド」は通気性に優れているといえます。わたしがさまざまなベッドを使用してきた中には、「湿気対策」が考慮されていないベッドも実際あったのは事実です。

すのこ構造

「すのこ」様式を採用しているベッドであれば、たしかに空気の通り道が確保されていて、単なる一枚板の床板に比べれば、通気性に優れているといえるでしょう。

しかしそれで安心するのは早合点。
あくまでも空気の流入がなければ意味はありません。
風のイメージ

すのこベッドを上手に活用する

すのこは「杉」や「桐」を材質にしたものがよく出回っています。湿気に強いというメリットがあったり、湿気を調節してくれる性質のもの、価格帯が安いなどでベッドによって仕様はさまざまです。

一枚板よりも、空気の通り道があるということで(見た目にも)通気性には優れているということが一目瞭然ですが、それは「空気の流れ」があってこその話です。

空気の流れをつくらなければ、湿気をどんどんと溜め込んでしまう材質が使われている場合もあるので、まさに逆効果!

あなたが購入したベッドがすのこベッドであれば、せめて月に一度は部屋の換気に気を配り、空気の通り道を設けてあげてください。夏場なら1週間に一度。

販売店の「すのこだから通気性は問題ないです」は要注意!

賢明なかたなら、今までの記事をごらんいただいたなら分かると思います。ベッド販売店は「すのこベッドは通気性がいいから大丈夫」という販売トークは鵜呑みにしないでください。

店員

実をいうと、すのこベッドはその仕様を売りにしているところから、若干単価が高くなっているんです。

そう、客単価を上げるには、すのこ仕様のベッドを売ったほうが売上げのUPにつながるというわけです。

まあ、それだけの価値は十分ありますので、無駄な買い物ではありませんが、前項で説明したように「空気の流れ」を時々作ってあげて、すのこが十分その機能を果たすようにしてあげるよう努めましょう。

スノコ写真

すのこ以前に厚さ20cm近いマットレスがある

わたしが販売員のころはマットレス販売を重視していました。お客さまの体に合ったマットレスがお客さまの体調や快眠を左右するからです。

マットレスにはいろいろな厚みの種類があります。正直申し上げて「厚い」ほうがいいマットレスといえます。薄いマットレスは、やはりスプリングが短い分柔軟性やお客さまの体に与える衝撃吸収性に劣ります。

ポケットコイルマットレスの写真

事情があって薄いマットレスをやむなく使っておられる方は別として、たいていの方は20cmちかいマットレスを使っておられると思います。

体から出た汗や湿気・・・すのこに達する前にまずマットレスが受け止めます。マットレスの生地、中綿、その他クッション材、そしてコイル状になったスプリング。

そのためマットレスの保湿はもちろんの事ですが、吸湿性や通気性がかなり研究されています。(メーカー・生産地による)

湿気に敏感なかたは、すのこと合わせて
マットレス選びにもぜひこだわっていただきたいと思います。

通気性に優れたマットレスの解説ページはこちら↓↓↓

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