朝に起こる不調の原因と対策法 「モーニングアタック」から身を守れ!

頭をなやます女性

この時期になると朝起きた時に「くしゃみ」「咳」「鼻水」が止まらなくてつらい!そんな思いをされている人へ…

朝に辛い花粉症の症状が出る通称「モーニングアタック」を防御する方法をこちらで紹介していきます。コレを知って朝の攻撃を防御して快適な生活を手に入れましょう。

花粉症に苦しむ女性イラスト

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そもそも「モーニングアタック」ってなんなの?

杉花粉

「モーニングアタック」とは朝に花粉症の症状が強く出る事の総称です。原因は様々ありますが、大きく分けて3つあります。

睡眠時に花粉を吸い込んでいる

部屋の中で舞っていた花粉が夜寝ている間に落下してきます。その落ちてきた抗原を寝ながら吸い込んでいます。

最初は少量でも、朝に近づくにつれて吸い込む量が蓄積され、朝を迎えた時一定値を越え症状が出ます。

電灯に積もったほこり

起床時にたまった抗原を吸い込む

夜に床や布団に蓄積された花粉を、起き上がろうと体を動かした際に一気に吸い込んでしまいます。また布団の片付け、ベッドメイキングの時にも多くの抗原を吸い込みやすいといわれます。

鼻づまりでボーっとする人イラスト

自律神経の切り替えが関係している

寝ている間は副交感神経が優位(リラックス状態)になっていますが、起床時身体は交感神経が優位(緊張・アクティブ状態)になる際に各種免疫の働きも切り替わります。「花粉症」の人は免疫の切り替えがうまくいかず症状が出るといわれています。

花粉症チェックシート

まず、室内の花粉を減らそう!

・花粉を室内に入れない

まずは「花粉」が室内に入らなければ吸うことはありません。花粉の飛散量が多い日の翌日は症状が出やすくなるので、飛散量が多い日の外出を控えるとか、短時間で用事を済ませるなどの工夫も必要になります。花粉対策アプリ一覧

花粉が室内に侵入するのは、人が外と家を出入りする際に衣類に付着させて持ち込む事が原因です。外出先から帰宅した際は、玄関の扉を開ける前に軽く衣類の花粉を払うようにしてから入りましょう。

玄関に入ってからは室内に飛散しないように、粘着性のあるテープ等で吸着させて花粉の室内への侵入を防ぎます。またお化粧をすぐに落とすことやシャワーを浴びることも有効です。

コロコロ イラスト

・室内に侵入した花粉を除去する

花粉は空気中を漂うので、チリやホコリと同じようなところに溜まります。空気中を舞っている「花粉」は“空気清浄機”を使用するか、“加湿器”等で湿度を高めて花粉の落下を早め、こまめに床掃除を行うことで除去を試みましょう。

床を掃除する時は、フローリングなら人があまり通らないところに花粉は溜まり、絨毯なら人が歩くところに溜まりやすいので、そこを重点的に掃除するのがオススメです。

空気清浄機

免疫力を向上させよう!

・腸内環境を整える

そもそも花粉症とは「花粉」に対するアレルギー症状です。

「アレルギー」とは免疫の働きが正常な働きをせずに、本来身体に対して害にならないようなものに過剰に反応し排除しようとする働きです。

そのため身体に入っても問題ないものを外に出そうとして、咳・くしゃみ・鼻水・涙が出ます。免疫の機能を高める(正常にする)事で花粉に対する過剰な反応が抑えられ、症状が軽くなったり症状が出なくなります。

舌下免疫療法 イラスト

免疫*に関わるリンパ球*と呼ばれるものは腸に全体の60~70%が存在するといわれています。腸の免疫システムは腸内環境によって働きが左右されます。「腸内フローラ」とよばれる“腸内細菌そう”はストレスや疲労でダメージを受け変化しやすいので、しっかりバランスの良い食事をして「善玉菌」を増やすことが免疫の働きを高めることになります。

腸内環境のバランスを整えるには「乳製品・発酵食品」が効果的です。「善玉菌」を多く含んいるヨーグルトや納豆・キムチ・チーズ等をすすんで摂取しましょう。

善玉菌を増やす食材:玉ねぎ、人参、アスパラ。食物繊維が豊富なモロヘイヤ、オクラ、山芋

*免疫:体内に侵入する細菌やウイルスが「有害」であると分かれば排除する機能
*リンパ球:ナチュラルキラー細胞やT細胞、B細胞

ヨーグルト キムチ 乳製品

・平熱を1度上げて代謝をよくする

体温が35℃~36℃台のいわゆる“低体温症”の人が増えているといわれています。また高齢になれば誰しも低体温化が進みます。

平熱が低いと「代謝」が滞る原因になります。しいては免疫力が落ち、「疲れやすい」「寝付けない」などのさまざまな不調にみまわれます。

【その他の症状】
・手足が冷える
・風邪を引きやすい  
・むくみ
・便秘
・肩こり、腰痛

 

体温が低くこれらの症状があるという人は、スクワットやウォーキングなどの軽い運動して平熱を1℃あげましょう。朝にお白湯を飲む、カイロ等で体を温めることも血流をアップさせて全身運動と同等の効果があるといわれています。

基礎代謝をUPさせて「体温調節機能*」の働きが正常になるような生活を送りましょう。こちらのストレッチもオススメです。→ズボラ体操

*エアコンが効いている部屋に常にいて、身体が本来持っている「体温調節」が機能していない人や、温度差の激しい所を行き来する生活で機能が低下している人も「自律神経」の働きが悪くなっている可能性があります。自律神経失調症とは

花粉症を撃退

・ストレス解消する方法をみつける

不規則な生活や過度の「ストレス」は自律神経の働きを狂わせます。睡眠不足や偏食、長時間の労働は現代では改善がなかなか難しいですが、規則正しい生活を心がけたり、ストレスの軽減・解消に努めましょう。

適度な運動とバランスの良い食事をとってもらうと共に、「カラオケ」等で大きな声を出したり、趣味の時間を楽しむ、友人と談笑する、リラクゼーションを受ける等々さまざまなことでストレス軽減は図れます。

薬だけにたよるのでなく、「症状が出ない・症状が軽くなる」生活をめざして工夫してみませんか?

家族でカラオケ

まとめ

・花粉を部屋にいれない!徹底的に除去する!
・運動・食事・睡眠 規則正しい生活が免疫を高める
・発酵食品を摂取して腸内環境を整えよう!
・ストレス解消できることを実践しよう!

written by Dr.K

発酵食品

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