夏前後になると、ジメジメするお部屋ってありますよね。
お部屋の配置かもしくは構造が原因でしょうけど、換気を怠ると湿気が充満してしまうお部屋があるのは確かです。毎日換気すれば改善されるんでしょうけど、一人暮らしの人などには時間がなくてなかなか敷居が高いものです。
その中でも一番やっかいなのはなんといっても「ベッドの湿気」です。
疲れて帰ってきて、湿ったベッドでなんか寝たくありませんよね。「湿気ないベッド」があれば最高ですよね。でも残念ながらそんなベッドはありません。「湿気対策を施されたベッド」ならあります。
あとは、湿気を排出するマットレスを併用するとより効果的ですが、まずは「湿気を考慮して設計された」ベッドを紹介しましょう。
ご存知の人も多いと思いますが、再度確認しましょう。日本独自の仕様ともいえる「すのこ」ベッドです。
「すのこ」を知らない人いますか?木を格子状にしたもので、昔から風呂場や押入れなどに用いられたものです。押入れにお布団を入れる際に「すのこ」を下に敷いておけば、湿気は下へ下へと落ちるので、最終的にすのこの隙間部分から通り抜けるという古き日本人の知恵です。
結局押し入れに湿気はこもるんですが、布団の下がカビちゃったなんてことは回避できます。これを床板(マットレスを置く台)に応用したのが「すのこ」ベッドとよばれるものです。
かなり激安ベッドでない限りはたいていのベッドがこの仕様になりつつあります。しかし購入時にチェックは必要ですよ。特に湿気やすいお部屋の人や、汗をかきやすい人。「すのこ」でないベッドを購入したらある程度手間がかかることは覚悟しなければいけません。こちらをご参考に「ベッドパット・ボックスシーツで汗対策」
写真を見れば一目瞭然なので、まず見ていただきましょう。マットレスを取り外した状態がご覧の写真です。床板がすのこ状になっているから「すのこ」ベッドといいます。
写真は脚付きのスタンダードなベッドで、シリーズ名は「MOWE」(メーヴェ)といいます。
シングルフレーム価格は32,394円(税込)で少し金額的には高めです。すのこは杉ではなく「桐」を使用しています。もっとも「すのこ」に適した素材で、調湿機能に優れていることから、古来より大切な着物を保管するのに和タンス等に用いられた高級品です。ほかには檜(ひのき)などを用いた「すのこ」もあります。
「メーヴェ」のプライスが少し高めなのは床板が「すのこ」だからというだけではなく、高級感のある独特なヘッドボードを有しているからでもあります。一枚板をくり抜いたような重厚感のある「背もたれ」が大変好評で、老若男女問わずにんきがあります。
マットレスは8種類から選べ、フレームとセットで3万7千円~8万円台の価格帯になります。当店4号店「ベッド天国」でも取扱っておりますのでぜひごらんください。送料無料!メーヴェのページ(ベッド天国)[PR] 売り切れました
女性に最近特に人気なのは、天然木の風合いを活かした北欧テイストのベッドです。中でも今回ご紹介する「シャロット」は宮付きでしかもベッド下に収納機能を備えたすぐれものの「すのこ」ベッドです。
写真のようにベッドからそう遠くない位置に吐き出し窓があれば、お仕事の休みの日などに解放してあげると、ベッドもマットレスも風が通って、湿気対策にはかなり効果的ですね。
「シャロット」を収納機能付のベッドと紹介しましたが、ベッド下が有効活用できるということです。ベッド高が三段階(18,24,31cm)と変えられるので、衣装ケースなどを収納することも可能です。
シングルのフレーム価格は28,647円(税込)で送料無料
商品ページはこちら ベッドランド4号店「ベッド天国」
フレームのみの販売なのでマットレスを別途ご購入下さい。
※床板(すのこ)は「杉」です。
最後はボードベッドを紹介しましょう。最近流行で発売されるとすぐに売切れになるボードベッドですが、こちらの「ベルモット」というタイプもいわば「すのこ」ベッドのひとつです。
よく運送会社にある「パレット」に形状は似ています。フォークリフトのつめをさしこんで運ばれる荷役台のなんですが、まさしくあれにそっくりです。
ほどよく隙間があいているので、そこから空気や風が通り抜けて通気性を保ってくれます。マットレスでもいいし、お布団を敷いてもお洒落という事で若い人を中心に大人気になっています。
こちらの北欧風すのこベッド「ベルモット」も発売するとまたたくまにセミダブル・ダブルが売切れてしまいました。気になる人は早めにチェックください。シングルサイズのフレーム価格は24,609円(税込)です。
商品ページはこちら[PR] 売り切れました
すのこ仕様のベッド一覧はこちら[PR]
「すのこ」ベッドだから、もう安心・・・と思っているあなた!実は手放しでは喜べないんです。
「すのこ」がないよりかは、あったほうがダンゼンいいんですが、それだけではカビ対策は万全ではありません。前述したように、仕事が休みの日には部屋の窓を開けて外気を部屋の中に入れて、風通しよくしてやることが必要です。
またシーツやマットレスにも気をつけてあげるに越したことはないです。
マットレスにも通気性がいいもの、わるいものがあります。ベンチレーターとよばれる通気孔が側面などに設置されているはずですが、あまりにも安価なマットレスを買うと「ついてない!」なんてこともありえます。
また寝心地は最高だけど、その構造によって通気性がいまひとつなマットレスもあるので、ご自分のマットレスの特性・長所短所を良く把握しておきましょう。
マットレスの説明(フランスベッド社製)はこちら
マットレスのお手入れ方法はこちら
汗っかきの人は夏場は特にシーツによく交換してください。くわしくはこちら
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