【コスプレの定義ってなんでしょう?】
アニメや映画のキャラだけでなく、軍服や制服なども人気があるのです。ハロウィンやクリスマスにはサンタやバニーガールにふん装したりするのも、コスプレといえます。
ここ数年でコスプレの幅は広がっているといえるでしょう。ガワコス、造形コス、特撮コス、ゆるきゃらなどの着ぐるみ・はりぼてもコスプレの一種に属してきました。
コスプレイヤーはコスプレすることを「コスる」とかいいます。
メーキャップを必要とするものもありますし、同人イベントなどでは色々とルールがあり、名刺交換などもあったりします。人気のあるレイヤーは写真撮影会のような感じで激写を求められることもあります。
限られた人だけの余興(当人にとっては大イベントなんですが)だったコスプレもマスコミに取り上げられたせいか、現在では世界中で行われています。多種多様さまざまなコスプレへと変化を遂げています。
1995年頃以降は特定の人たちの集まり(同人イベント)だけでなく、コスプレを目的とした「コスパ」と呼ばれる集会も人気を集めるようになってきました。
【あなたもいつかどこかでコスプレの経験があるはず・・・】
コスプレという言葉が使われだしたのはいつ頃でしょう。
アニメや特撮のファンが自分で作って着るようになったころではなく、もっとずっとあとになってかららしいです。
コミケ(コミックマーケットの略)が開催され、それに参加したコスプレイヤーの間で広まっていったのではないかと筆者は考えています。
でも、コスチュームプレイ自体はコミケよりも、アニメファンがふん装するよりも、ずっとずっと以前からあったのではないでしょうか?かく言う私(店長)も小学校の頃に「星の王子様」にならされる機会がありました。
白いタイツをはいて恥部がもっこりして恥ずかしくてたまらなかったのを覚えています。また、海賊にふん装したグループが女の子にモテモテで悔しい思いをしたものです。
中学の野外学習のときも、なぜかふん装がありましたね。私たちのグループはちょうどブームが去った頃でしたが、宇宙戦艦ヤマトの搭乗員にふん装しました。白い体操服のようなものがあれば、あとは、マジックで矢印を描けば完了ですからね。
乗り気ではなかったので、簡単なコスプレを選んだんですが、思ったより受けたので、キャンプファイヤーの前でみんなで踊りまくりましたね(笑)
子供の頃、近くの高校の文化祭に行ったときには(私も数年後ゆくことになる高校ですが)マジンガーZの実写映画を観て感動したのを今でも覚えています。ダンボールで作られたのは子供でもわかりましたが、どんどんビルを破壊していく勇士は今でもまぶたの裏側にしっかりと焼きついています。
どれもこれも、今にして思えばコスプレして楽しんでいたのではないでしょうか。変身願望・・・というとちょっと語弊があるかもしれませんが、もう一人の自分、または別の自分になってみたいという思いが、人をコスプレさせることに魅了させるんでしょうね。きっと。