フロアーベッドのメリットについてお客様よりご質問を頂きましたのでお答えいたします。
家具の低床化、ライフスタイルは変わる
家具の低床化に伴って、ベッドのデザインも低くなり、お洒落な雰囲気をかもし出しているデザインのものが増えています。ステージタイプのローベッドはその際たるもので、スタイリッシュデザインとか、デザイナーズベッドなどという愛称も定着してきました。
「目線の高さの変化」に関する記事はこちらに載せていますので、合わせてごらん下さい。
「ライフスタイルに伴うベッドデザインの変更」
よくフロアベッドとローベッドとどう違うのと聞かれることもございます。床、つまりフロアに直接設置しているものが、フロアベッドといえば分かり易いのではないでしょうか。
それに対してローベッドというもの脚が付いていて、床から少し上がっているタイプのものでも、低床をコンセプトに企画されたものならローベッドとよんでいます。ローベッドが大きなくくりで、そのなかにフロアベッドが含まれているといっても過言ではないでしょう。
フロアベッドのメリット
フロアベッドなどのローベッドのメリットですが、何と言っても「開放感」ではないでしょうか。広いお部屋にお住まいの方は、家具による圧迫感というのはさほど感じないかもしれません。
しかし、6畳のお部屋に住まれている方が大半だと思います。
寝室を別に設けておられる方はいいのですが、たいていの場合、タンスや本棚、勉強机にワードローブなどを備え付けておられるのではないでしょうか。
一度見渡してみてください。モデルルームのように整然としてるでしょうか。
ゆとりをもって窮屈でなければ、センスがいい方です。家具の選択も正しいといえます。
けれど大方がもう2畳ほどの広さでいいから大きさがほしいなあと思っているのではないでしょうか。
住まいのアンケート調査(Hoosiers調べ)で「収納がもっと欲しい」と答えた方は49%にものぼります。また「家を購入する際に重要視するポイントは」という質問には44%もの人が「部屋の広さ」という答えを記入しています。
余談ですが「子供部屋の妥当な広さは」という質問には72%もの方が「6畳」と答えています。
新しいお家やお部屋を購入できる人(または引越しできる)はいいとしましょう。
けれどおいそれとはいきませんよね。狭いお部屋をいかに広く見せて開放感を感じて日々を送るかということで、家具は低床化デザインへと変化していっています。
ベッドも同じことがいえます。ベッドの高さを低く保つことで、お部屋全体に視界がとおり、お部屋が広く感じられます。
寝相が悪くても心配ないローベッド
これは大変特異な例で、極端ですがアメリカでは年間ベッドから落ちて死亡する人が450人もいます。
うそだと思ったら、ググってみてくださいね。
私も寝相が良くないほうで、若いころはベッドからよく落ちました。
きまって夢を見ているときなので、浅い睡眠の時かもしれませんね。決して気持ちの良いものではありません。
心なしか布団で寝ていたときのほうが熟睡できたような気がします。
「安定感」のようなものをなんとなく感じていました。ベッドを買ってもらったときはかなりうれしかったんですが、よくベッド横に布団をしいて寝ることも多かったですね。
近年、寝返りをよくうったほうが熟睡できているという科学的なデータも顕著になってきました。
寝相が悪い人はコンプレックスに感じているかもしれませんが、もしかしたらそれはあなたが熟睡するために不可欠なことなのかもしれませんよ。ぜひ思いっきり寝返りできる寝具を選んでください。
これらの理由で家具量販店勤務の時、わたしはお客様にできるだけワンランク大き目のサイズをお勧めするようにしてきました。お洒落なローベッドが発売されるようになってからはローベッド・フロアベッドを「一押し」させていただいております。
ワンランク大きめサイズのベッドは大変好評で、高身長の方でベッドに寝ると脚が出てしまうといったお悩みを持った方にもご満足いただけました。最近では平均身長の伸び率に伴ってロングサイズベッドというものが発売されて大変好評を得ております。
ご興味があればぜひご覧下さい。
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