腰痛!「低反発マット」がダメなら「高反発マット」なら大丈夫と思うのは安易!?
以前こちらのサイトで「低反発マットレスの危険性・・・」をいう記事を書きましたが、中には「じゃあ高反発マットレスならいいんじゃない?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
これがそうでもないんです。ぜひご覧ください。
そもそもウレタンとは・・・・
マットレスに用いられる素材として特に汎用性が多いものが「ウレタンフォーム」という素材です。
正式名称は「(発泡)ポリウレタン」という名称ですが、略して「ウレタン」とよばれています。合成皮革の「PU」もこれに該当するものです。
用途はさまざまあり、塗料・建築資材・接着剤・化繊製品・家具・カーペット・靴や靴底・電材・コンドーム、自動車の部品にも多用されています。現代生活には欠かせない「ポリウレタン」ですが、もっとも私たちが目にするのが、キッチンの「スポンジ」ではないでしょうか?
発泡倍率が約10~60倍、密度が16~100kg/㎥のものが「軟質ウレタンフォーム」とよばれています。椅子や自動車の座席、クッション、マットレスなどによく用いられます。
対して「硬質ウレタンフォーム」は建築で断熱用に吹き付けられたのをご覧になったことはないでしょうか。プレハブ冷蔵庫の壁面(保冷)としても用いられます。
衝撃吸収材として用いられるものは、「軟質」と「硬質」の中間素材がよく用いられるので、高反発マットレスなどはこれらに属すると思われます。
いろいろなウレタンフォーム
●低反発ウレタン
●高弾性ウレタン
●エステル系ウレタン
●吸音ウレタン
●帯電防止ウレタン
●ウレタンチップ
●フィルターウレタン
●半硬質ウレタン
あまり硬すぎると寝心地がよくありませんから、「弾性」を持たせるために少し柔らかく仕上げられます。この度合いが人によってさまざまなんです。(メーカーによっては硬さが選べるものもあります)
「高反発マットレス」でも理想的な「寝姿勢」を維持できないものであれば、腰痛どころか肩こりが起こったり、熟睡できず体調不良になることも十分考えられます。
「リスク」があることを視野に入れながら購入しましょう。体に合わないと思ったときはすぐに使用を中止して整形外科などへご相談下さい。
どういう“基準”でかえばいいのか!?
体験可能なお店に行こう
はじめてご使用になられる方は、「低反発」の記事でもご説明しましたが、やはり「実際に寝てみる」ことが大切になります。体験できるお店にできれば行ってください。
可能であれば、家族や友人と二人以上で行きましょう。
自分の「寝姿」を見てもらったり、写真に撮ってもらうのもおススメです。
引用:Air-crimpの資料より
図のようにお尻が沈んでしまっていては、理想的な寝姿とは言えません。体に負担がかかるばかりでなく、血流の障害にもなりかねません。
一般的に仰向けに寝ると、頭部にかかる負担が体重の8%、脚部が15%、背中が33%、腰にいたっては44%もの負担がかかるといわれています。その負担を軽減するためには、各部分に適応したマットレスの反発力が理想的ですが、それを見つけるのは体感なくしてはありえない事です。
色々な硬さのマットレスに実際に横になり、背中・でん部の反発力を何度も確認しましょう。
腰痛のタイプから選ぶ「抵・高反発マット」
インターネット上に非常に興味深い記事を見つけたのでご紹介します。
高反発マットにおける「寝返りの回数が増えること」が「デメリット」として書かれているところは私と見解が違いますが、「理学療法士」が書かれており、非常に信憑性が高いと思われます。
とても簡潔に分かりやすく、病名などの具体例を挙げておられます。
ポケットセラピストニュース
腰痛に悩まない!低反発・高反発マットレスの選び方を徹底解説!
いかがだったでしょうか。体型や病状は「人それぞれ」なので一概に「合う・合わない」はいえませんが、選ぶ際のひとつの指針としてご活用いただければと思います。
タオルやクッションを使った「寝姿勢」の補正術
「低反発」にするか、「高反発」にするか選んでもらう前に、ぜひお試しいただきたい“簡単”寝姿勢補正術をご紹介します。
まずNHKの「らいふ」のネット記事をご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/lifestyle/article/detail/00173.html
クッションやタオルで「腰痛」の緩和が期待できます。ぜひお試し下さい。タオルで「腰痛」緩和する方法といえば、「玄関マット枕」で有名な16号整形外科の山田朱織先生も提唱されている方法があります。合わせてご覧ください。
https://simqlo.com/bedpedia/mattress/bathtowel_haramaki_sleep/
安い高反発マットレスで試すのもひとつの方法
「高反発マットレス」のブランドとして有名なのが、「マニフレックス」や「ドルメオ」。どちらもイタリアのメーカーです。浅田真央ちゃんらがCMを務める日本生まれの「エアーウィーヴ」も高反発マットの部類になります。エアーウィーヴ公式HP[PR]
しかしどのメーカー(ブランド)の商品も高額です。最低価格で3万円前後。高いものなら10万円もするタイプも・・・。気後れしてしまいますよね。高いほうがいいに決まってますが、自分に合うかどうかはわからないものに、10万円を投資なんてできっこありません。返金保証があれば別ですが。
安いマットレスでも意外と高品質なものも中にはあります。まずはこれらで自分に合うかどうかを試してみるのもひとつの方法です。安心して購入していただける商品をピックアップしてみました。ぜひご覧ください。(ドロップシッピング商品:メーカーや卸直送)
あなたにマッチする高反発マットレスがぜひ見つかりますように。
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¥13,662(税込)
そのほかにも各種ございます。
低・高反発マットレスのラインナップ一覧