朝活と聞いて何を思い浮かべますか?ジョギング?それとも自己啓発セミナーの参加・・・?いえいえ、初めての朝活は、もっとも気軽なことから始めればOKです。ここでは、何をしていいかわからない朝活初心者におすすめの朝活とコツやチェックポイントをご紹介します。
まずは何のために朝活をするのかを明確にしよう
人が何かに取り組むときには、明確な「目的」がある方が継続しやすいものです。ただ何となく貯金をするよりも、「欲しいものを買うため」の貯金の方が早くお金が貯まるのと同じです。あなたにとって朝活は何を達成するために行うものなのでしょう?
・規則正しい生活によって健康を手に入れたい
・一日の好スタートを切って前向きで価値ある毎日にしたい
・何かを達成するために集中できる作業時間が欲しい
どれも今自分がいる場所から一歩進んだ場所に行きたい、自分をステップアップしたいという「目的」です。階段を1段上がると、それまでの景色とは全く違う景色が見渡せるように、ステップアップしたあなたが見る景色は今とは全く違います。その新しい景色を見るために、あなたにとって朝活が必要であることをしっかり認識しておきましょう。
朝活のキーワードは「楽しいこと」と「短時間」
最初のハードルは低いほど継続しやすいものです。ハードルの低いことといえば「楽しいこと」で、なおかつ「短時間」であることです。短時間ならいつもより少し早起きすればいいですし、楽しいことが待っているなら、サッと起きられますよね。ハードルを低く設定したことによって、継続できた日数が自信となり、「こんなに続いた!」「もっと続けてみよう」と意欲がさらにわきます。このモチベーションの向上が「朝活」を続けるエネルギーになります。
そこで「楽しいこと」が思い浮かばないあなたに、朝活初心者が試してみたいおすすめの朝活をご紹介します。
これから始めてみようという初心者にオススメの朝活3つ
・ウォーキングをすることで交感神経をON
太陽光を浴びて交感神経もばっちり目覚めますし、朝のけだるさを払しょくして活動スイッチをオンにするにはぴったりです。なぜなら、朝日を浴びて歩くことによってヒトの脳内から様々な物質が分泌されるからです。
例えば、朝日を浴びることにより分泌される脳内物質ホルモン「セロトニン」は、ストレスの発散を促し、感情をコントロールしやすくしてくれます。また、15分程度歩くことで分泌されるドーパミンは、アイデアやヒラメキを与えてくれる物資で、やる気が出て体中に活力がみなぎります。
しかも、朝のウォーキングは5分でも30分でもOK。5分でも、歩くことにより通常より30%~50%ほど多く脳に酸素が供給されるため、うつ病の予防にもなります。15分歩けば「ドーパミン」が分泌され、30~40分歩くと「セロトニン」量が増加するといわれています。
※セロトニン…メラトニンの原料でもあるため、セロトニンを増やすことは熟睡することにもつながります。
ダイエット目的ならある程度まとまった時間を歩く必要がありますが、あくまでも目的は「継続するための朝活」ですので、5分程度から始めても一向にかまいません。
参考URL http://www.yakult.co.jp/healthist/221/img/pdf/p20_23.pdf
このような理由から、短時間から始められる散歩は初心者向きといえます。それでもハードルが高いと思うあなたは、庭やベランダに出て早朝のすがすがしさや太陽の光を浴びて大きく深呼吸するだけでも行いましょう。朝日を浴びることで、体に活動時間が来たことを知らせ、交感神経のスイッチをONにできますし、紫外線を浴びることでビタミンDを生成し、カルシウムの吸収をサポートできます。※ウォーキングが物理的に困難な人は、スクワットでも構いません。朝日を浴びて行いましょう。
・cafeモーニングで頭を仕事モードに!OFF→ON切り替えスポットとして
こんがりトーストにゆで卵、薫り高いコーヒー、喫茶店で提供されるモーニングは店によってさまざまですよね。おいしい朝ごはんが大好きなあなたはCafeモーニングを朝活にしてしまいましょう。朝活とは思えないようなこんな活動も、実際は体と心に多くのメリットがあります。特に、会社がストレスになっている人にはおすすめできる方法です。
家から出て会社に向かう… 疲れやストレスが溜まっていると、こんな当たり前のルーティンでさえ憂うつな気持ちになる時があります。しかし、家から会社までの間にカフェなどを挟むと、気持ちをいったん切り替えることができ、イヤな気持ちを引きずりにくくなります。起きてから会社に行くためだけに行動するよりも、「家→カフェに行く。カフェ→職場」のように、ワンクッション置くことにより、憂うつな気分も軽減されますし、自宅の雰囲気を引きずらず、気持ちが仕事モードに入りやすいというメリットがあります。
参考資料:コーヒーのメリットとデメリット https://www.bibeaute.com/article/211712
・朝食を作って楽しむのも朝活になる 一人暮らしのサラリーマン・OLさま向け
あなたが一人暮らしなら、ついつい朝食を抜きがちだったりするのではないでしょうか?おいしい朝食づくりにチャレンジして、気分をリフレッシュするのも「朝活」として有効です。例えば、いつも朝食をパンやシリアルなどで軽く済ませている人は、ごはんとお味噌汁、お魚やお漬物などにチェンジしてみましょう。
大豆を発酵させて作る味噌には、リノール酸やイソフラボンなどの体に良い成分がたくさん含まれていますし、糠漬けを代表とする漬物には植物性乳酸菌や食物繊維が豊富に含まれています。
フルーツたっぷりのスムージーや、バターをたっぷり使ったパンケーキにフルーツやホイップを乗せるなど、普段はちょっと贅沢かな?と思える食材や、カロリーを気にして控えているメニューにも挑戦してみてはいかがでしょう。
朝フルーツを摂ることで腸内細菌のバランスを整え、悪玉菌の発生を抑制することにつながります。さらにフルーツ中に含まれるカテキンには口臭予防効果があり、そのままいただいても、スムージーにして飲んでも、朝食にぴったりのうれしい効果が期待できます。
脳を目覚めさせる!ブドウ糖(ご褒美スイーツ)摂取は朝活の第一歩
カロリーの高いパンケーキなども、日中の活動時間にカロリー消費が期待できるため、ダイエット中の人にも抵抗なく摂取できるのではないでしょうか?また、脳のエネルギーといえばブドウ糖ですが、実は脳というのは寝ている間も、起きている時と同じ量のブドウ糖を消費するんだとか。ブドウ糖は脳に貯蔵することができないので、夜どんなにしっかり夕食を食べても、起床時には脳がエネルギー不足に陥っている状態なのです。
朝ごはんには多少の甘いものを食べて、脳にブドウ糖を供給すると脳の活性化を促しスッキリ目覚められるといわれています。もちろん糖分の取りすぎには注意が必要ですが、朝活の手始めとして、これから始まる一日のエネルギーとして、「ご褒美」の先取りをするなら朝活も続きやすいのではないでしょうか。
・朝日を浴びて「セロトニン」を分泌させる
・カフェモーニングで気分リフレッシュ
・たまに日本食を自分で作ってみる
・スムージーのフルーツは効果的!
・続けば「ご褒美」の糖質をゲット!
written by piko.
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