お部屋にゆとりがあるなら、絶対セミダブルをおすすめする理由！

ベッドを買い換えるときは時間にゆとりを！

今、ベッドやマットレスを買い換えようとしているあなた！
「あせらないで！」
決して安くはない買い物。それにこれから10年間使っていただくものですから、急いで決めないでください。

買い換えたくなったら、大抵の方が量販店にいきますよね。
店員が接客してくれるのは、｢売りたい」からです＾＾

正直いってほとんどの店員は売上げのことは頭にありますが、お客さんの健康のことはそれほど気にしてないのが現状。大手量販店に勤務していた私が言うんだから間違いありません。

「売りたい｣店員に捕まって、「口車にのって買っちゃった」なんて最悪。まず冷静になって、検討する時間を持ってください。

一人用ベッドを購入されるかたに、私が必ずセミダブルベッドをおススメするのは、売上げを上げたいためではありません＾＾

私の経験則と、｢寝返り｣の認識の変化によるものです。

今まで｢寝返り」は熟睡を阻害するものと扱われてきましたが、近年の研究で実は快眠には必要不可欠であるということが分かってきました。

一晩のうちに健康な人は20回(多い人で80回）も寝返りをしているのです。｢寝狩り」の効果をご覧ください。

●血行の停滞を防ぐ
●湿気や熱を発散する
●睡眠リズムの向上
●体への負荷を軽減

などなど、快眠を得て健康な体作りのためにはどれも大切なことです。詳しく書くとかなりの長文になりますので、興味のある人はネットで｢寝返りの大切さ｣などの語句でググっていただければ、いろんな記事が掲載されてると思います。

ここで大事なのは、今のベッドで十分な寝返りができているかということです。

私は背が高いわけでもなく、太っているわけでもありません。中肉中背どこにでもいる平均的な体型です。長年シングルベッドを使ってましたが、はっきりいって幅がせまいと感じています。

若い頃はなんどか落ちたこともありました。

布団なら、はみだしたって落ちることはないから大丈夫ですが、足の高いベッドは落ちることを警戒して、体が勝手に｢寝返り｣の範囲を抑制しだします。要するに行儀よく寝ようとするんですが、これが熟睡とかけ離れてしまうんですね。

実は思いっきり寝返りしてもらうために、ダブルベッドをおススメしたいのが本音なんですが、日本の住宅事情を考えると難しいかなあと思い、セミダブルを提案するんです。

海外ではダブルベッドに一人で寝るのは当たり前。日本ではダブルベッドは｢2人で寝るもの｣という“誤解”が定着しています。詳しくはこちら

さて、私がなぜセミダブルベッドをおススメするかということが分かっていただけたかと思いますが、ぜひ購入前に再検討してください。

1）●ベッドの大きさは｢シングルサイズ｣で十分か？
2）●お部屋の広さ・ベッドを置くスペース

そうです！いくら大きめのベッドが置きたくても、お部屋にスペースが確保できなければいけません。ここで今お持ちのベッドを基準にセミダブル・ダブルベッドが置けるかどうかを比較検討していただくために一覧表をご覧ください。（注：マットレスの大きさです)

いかがですか？シングルからセミダブルだと約20cm。ダブルだと40cm～大きくなります。お部屋にゆとりはありますか？
ベッドのお部屋の配置も参考にしてください。こちら

ゆとりが取れそうなら、絶対セミダブル（又はダブルベッド)にしてください。あなたの快眠は50％約束されたも同然です。

最後に、マットレスの質や種類の話をします。

残りの50％はマットレスのスプリングによるからです。
まずはこちらの記事を参考にしてください。こちら

硬さ・柔らかさは好みもありますし、合う・合わないがありますが、こと｢寝返り｣に関しては｢硬い｣マットレスのほうがし易いです。

ポケットコイルよりはボンネルやフランスベッド製のZ型スプリング、中国製よりは国産のほうが硬さもありますので、｢寝返り｣に適しています。値段もアップしますので、時間をかけてご検討ください。

参考になれば幸いです。