ボックスシーツ・フラットシーツの選び方 量販店に行くときは要チェック!

ベッドを購入すれば、次に必要となるのが掛け布団とシーツ、そして枕ですよね。その中でもシーツ・布団カバーを新調しようという人が特に多いのではないでしょうか。

IKEAに行きますか?それともニトリ?ホームセンターで格安に済ませちゃおうという人もいるでしょう。送料無料であれば、通販で買うのもおススメですが、とりあえず種類や仕様などはあらかじめ予備知識としてたくわえておきましょう。

カラフルなベッドカバー

スポンサーリンク

シムキューファニチャーのバナー

ネットだから安い!しかも高品質保証

シーツ・カバーの生地にも色々な種類があります。

一昔前までは、シーツは白、カバーは花柄なんていうのが定番でしたよね。最近では色々とカラフルなラインアップが揃っていて、選ぶのに悩んでしまいますがうれしいことです。

洗濯が容易にできてすぐ乾くポリエステル素材のものですが、吸水性が低い(吸水性に富んだものは高価)ということで、「綿」を選択される方が多いのではないでしょうか。

実は「綿」シーツでもさまざまな種類があるのです。量販店などに買いに行くときはメモしていきましょう。店員さんにたずねて的確なアドバイスをもらえる店なら商品知識があるお店でしょう。

「綿」シーツの素材いろいろ

●ニット
●ガーゼ
●タオル地
●サテン
●フランネル
●ボア
●オックス
●ブロード

「フランネル」って聞いたことがないなあと思われるかもしれませんが、必ず何回かは目にしているはずですよ。よくご年配の方は「ネル」と略して使います。冬に「ネルのパジャマ」とか着たり見た経験はありませんか。チェック柄のものが多かったように思います。

フランネルの敷パッド

「ボア」も一昔前ほど一般的ではなくなりましたが、一時期「ベンチコート」が大流行したときに内側の生地としてよく用いられていました。「裏ボアコート」といえばピンと来る人も多いと思います。(スポーツウェアのものは化繊が多い)

ボア生地

ベンチコート 裏ボア・ベンチコート

お子さんのために、手製のバッグを作ったお母さんは必ず見ているのが、「オックス」です。丈夫で加工もしやすい生地です。最近は「綿麻キャンバス」がよく用いられているようです。「ツイル」というのもよく似た生地です。

子供用かばん

「ブロード」も入園・入学グッズをつくったことがあるなら、目にしていると思います。「オックス」よりも薄手で、巾着袋やスモックなどを作るときに用います。

この様に用途によって使い道が異なり、名称も「ブロードコットン」や「コットンパイル」などのように細かく区別されているのですが、店頭で商品の「品質表示」やタグをみてもほとんどが書かれていません。「無印良品」のように、紐で縛っただけの包装であれば、手触り・肌触りが確認できますが、ビニールに包まれていたら目視だけでは判断が付かないものが多いです。

知識の豊富な店員さんがいればの話ですが、ぜひどんな素材・仕様で「肌触り」がどんな商品なのかたずねてみるのをおススメします。

スモックを着た幼稚園児

インターネットを活用して、購入前にめぼしを付けておく

スマートフォンを持つ猫

「コットンパイル」や「ブロードコットン」などの表記は、WEB上で検索するのに大変役立ちます。これを活用しない手はありません。

検索窓に「コットンパイル ニトリ」や、メーカー名で「コットンサテン 西川」と入力して検索するとどんなカラーや種類があるのかを簡単に探し出せます。

「イオン」や「イトーヨーカドー」など、よく利用されるスーパーの名前を入れてみてもいいですね。ぜひ活用して下さい。

「綿」だけじゃない!ライフスタイルに合わせた素材選びを

一番使う頻度の高い「綿」のシーツ・カバーで解説してきましたが、そのほかにも「リネン」「シルク」、冷感効果のある「特殊素材」、防ダニ効果のある「高織密度素材」などさまざまな種類があります。

リネン(麻) :

「ブロード織」は吸水発散性に優れていて、通気性も良いので、シャツやブラウスなどに良く用いられています。「ヘリンボン」という生地はジグザグ模様が印象的です。高級オーダーメイドスーツやロングコートなどに用いられます。

ヘリンボン織りヘリンボン

「リネン」というのは「麻」の一種をあらわしています。他にはジュート、ラミー、マニラ麻、サイザルなどさまざまです。「麻」と聞くとごわごわしてそうと思われがちですが、丈夫で清涼感のある「アイリッシュリネン」、肌触りの良い「フレンチリネン」、ポリエステル素材と掛け合わせた(混紡)伸縮性のあるリネンなど色々なタイプがあります。

また「綿」と掛け合わせた「コットンリネン」はコットンの吸水性に、リネンの肌触りのよさがプラスされてデリケートな赤ちゃんの肌にやさしく、汗の吸収にも優れているというハイブリッドなリネンです。

シルク:

シルクはみなさんよくご存知だと思います。とても「高級」なイメージがありますよね。「シルク」とは「絹」の事で蚕の繭からとった動物タンパク質繊維です。光沢があって、なめらかな肌触りはまさに生地・織物の女王とよぶに相応しいです。

蚕の繭蚕の繭(かいこのまゆ)

年配の人がよく「サテン」とよびますが、シルクには「ニット・シルク」と「サテン・シルク(シルクサテン)」の2種類があります。「サテン」というのは生地の織り方を指しているので、化繊(ナイロンなど)のものでも「サテン」とよばれています。

もともとはサテン(絹)・シルクのみでしたが、化学繊維でサテンが開発され絹シルクよりも安価なこともあり人気を博します。絹シルクの生地は弱く、洗濯も家庭ではできないこともあり、化繊サテンが扱い易さの面でも一歩リードしていました。しかししばらくすると「ニット・シルク」が登場します。

ニット(メリヤス)は家庭で洗濯出来るし、化繊に比べて燃えにくいということで、一気にそのシェアを伸ばしていきます。通気性・吸湿性・肌触り、夏涼しく冬暖かい、静電気が起きにくいなど色々な理由で今ではニットシルクが衣類や寝具などに多用されています。

※ポリエステルやアクリル、ポリエチレンなど。再生繊維にはキュプラや有名なレーヨンなどがある

アクリルだって使いようによっては重宝

ポリエステルやナイロンと並ぶ合成繊維「アクリル」。静電気が起こりやすかったり、吸湿性がほとんどないので買ってはいけないというのを聞いたことがないでしょうか。

毛布やセーターに用いられる「アクリル」ですが、デメリットばかりなのでしょうか。いいえ、そうとばかりは言えません。何といっても「低コスパ」は他のものの追随を許しません。

しかも寿命が非常に長いのも特徴です。15年以上使えるといわれたりしますが、我が家のアクリル毛布は20年以上は使っています^^

数ある生地の素材と比較して、もっとも「羊毛」に近い風合いだというメリットもあり、虫も付かないことから一枚は持っていてもいいアイテムではないでしょうか。

毛布に包まる猫

ワンポイントアドバイス

1.毛玉ができるから嫌という人は、マイクロファイバーなどポリエステル製品を選びましょう

2.吸湿性が悪いので、冬でもよく汗をかくという人は避けたほうが無難

6枚×家族人数が2~3年に消費する目安枚数

うちは毎年シーツを新調するんですという人もいるとは思いますが、安いものとはいえ数年は使いたいというのが心情というものですよね。

我が家では3年を目処に買い換える予定にしています。主にコットンとシルクサテンを使っていますが(たまにパイル)、ニットは夏用なので3~4枚は必ず洗い替え用にストックしてあります。人は寝るときにコップ一杯分(200cc~)の汗をかくといわれていますので、夏場などはこまめに交換するのが好ましいです。

夏用4枚+冬用1枚(予備1枚)=計6枚
×5人家族=30枚

安い物でも1枚2,000円ぐらいしますから、6万円かかるわけです。なので最低2年。できたら3年は使おうというわけです。肌触りのいいコットンニットなどは割引セールで1枚6,000円~。ですので18万円以上にもなります。とても毎年掛けられる金額ではないですよね。

ネット情報などを活用して、割引しているときにまとめ買いをするなど、賢くお得な買い物を心掛けましょう。

PCで役立つ情報をGET[

 

コメント