布団に潜むダニを撃退!簡単にできる効果的なダニ対策とは・・・

ベッドのシーツ

ダニは1年中発生しますが、特に梅雨から夏の時期にかけて急増します。中でも布団は、ダニが好む最適な環境のひとつです。ダニ退治をせず放っておくと、シーズンピークには10,000匹以上にもなるといわれています。またその時のダニのフンは推定180万個にも達するそうです。小さなお子様がおられるお宅などは気が気でなりませんよね。

布団を定期的に干していても、ダニそのものの駆除が出来ていなければ意味がありません。簡単にできて効果の期待できる布団のダニ駆除方法をご紹介いたします。

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布団にはなぜダニが多いのか?ダニが増える条件

家庭環境の中でも特に布団にはダニが好む条件が整っているため、多くのダニが布団に潜んでいます。なぜダニが布団を好むのか、増える条件とは・・・

【ダニが増える条件】
・ダニのエサ(人のフケ、アカ、髪の毛)があること
・ダニは光や音を嫌うため、もぐれて隠れる場所があること
・適度な温度や湿度があること

まさに布団はダニにとって最も居心地の良い場所といえます。

ダニの発生を抑えるためには、ダニの苦手な環境を作ればいいわけです。ダニは50度の高温で30分以上の環境下では生きられません(60度以上なら即死)。また湿度が50%以下では活発に動くことができないといわれています。

ダニ・イラスト

ダニ退治に効果的だといわれている方法

布団を天日干しをしただけで安心していませんか?天日干しで生きているダニを死滅できたとしても、そのあと布団に残るダニの死骸やフンなどを取り除かなければ、十分とはいえません。また生きたダニは掃除機をかけても布団の繊維にしがみついて、十分に吸い取ることができません。

ダニ駆除で必要なことは、まずダニを死滅させてから、「死骸」や「フン」などを掃除機で取り除くことが重要になります。次の項ではいかにダニを死滅させるのかの4つの方法をご紹介します。

コインランドリー

①布団乾燥機でダニを死滅させる

ダニモードがあるものは、だいたい1時間半から2時間ほどでダニは死滅します。ダニモードがない布団乾燥機の場合は、布団の位置を変えながら全体に温風をあてるようにしましょう。

布団乾燥機でダニを死滅させた後は、必ず掃除機をかけてダニの「死骸」や「フン」などを取り除いてください。夏は週に1度、冬は月に1度の使用が目安となります。
※はじめて行う場合や長期間乾燥をしていない場合は、朝晩2回、3日間ほど連続で行えばかなりの効果が期待できます。

布団乾燥機

②防ダニスプレーでダニ退治

布団に防ダニスプレーをしてから1時間ほど置いておくとダニが死滅します。その後に掃除機をかけてダニの死骸やフンなどを取り除きましょう。スプレーにはダニ退治用や、ダニ予防効果がうたわれているもの、またはどちらの効果も期待できるものなど、さまざまな種類が売られています。ハーブを用いたものが多いようですが、中には成分にピレスロイド系の薬剤を使用したものがあるので、小さなお子様や妊婦さんがいるご家庭などは成分表示を確認して安全性の高いものを選ぶようにしましょう。

ダニスプレー

③コインランドリーの乾燥機

コインランドリーの乾燥機は家庭の洗濯乾燥機よりも大容量で、ガス火による高温処理により布団内部のダニを死滅し、またダニが好む環境の元となる人のフケやアカ、髪の毛などを一掃してくれます。布団の素材によっては乾燥機で使用できないものや、布団が傷んでしまう可能性があるので、使用する前に必ず布団の表示タグの確認をしてください。丸洗いできる布団であれば、洗濯してから乾燥機を使うことでよりダニ退治に効果が期待できます。
参照:https://mammaciao.com/press/3287

④クリーニングはプロにお任せ!アレルゲンも除去

布団クリーニングは布団を店まで運んで持って行くことが大変なイメージでしたが、最近では自宅まで布団を取りにきてくれるクリーニング業者さんもいますので、自家用車のない人にはとても便利です。布団クリーニングにかかる費用はだいたい2枚で1万円程度が相場です。高額なので頻繁に頼むことは難しいかもしれませんが、半年から1年に1度、徹底的にダニを退治したいのなら、プロに丸洗いを任せてみるのも有効な手段です。
参照:https://www.e-fresco.co.jp/futon/dispose/index.html

ダニの拡大イラスト

布団のダニ退治には掃除機かけが重要!正しい掃除機のかけ方

ダニ退治のポイントは、「死滅させてから死骸やフンなどを掃除機で取り除くこと」でしたが、ただ掃除機をやみくもにかけても、きちんと吸い取れていなければ効果は半減します。

布団の正しい掃除機のかけ方は、目安として大人用のシングル布団は片面40秒、子ども用の布団は片面20秒くらいかけて両面をゆっくりかけると効果的です。特に枕や頭の付近にはダニの死骸やフンなどが多いので念入りにかけるようにしましょう。

布団用の掃除機や専用ノズルの使用は布団の布地を巻き込みにくく、かけやすのでおすすめです。※もしお手元にそれらがなければ、代用として普段使用している掃除機の吸い込み口に「ストッキング」をはめて使う方法をお試しあれ。

布団掃除機

ダニを寄せ付けない予防法とは

これまではダニを退治する方法をご紹介してきましたが、普段から「ダニを寄せ付けない」予防策を講じていればその手間も省けます。ダニの発生を抑えることが期待できる方法をご紹介いたします。

敷布団に防ダニシーツの使用が効果大!

ダニのエサとなる髪の毛やフケなどを敷布団に付着しにくくさせるアイテムとして、防ダニシーツがあります。また、布団への取り付け外しがしやすく、家庭用の洗濯機で洗濯が手軽にできるのでおすすめです。

寝室や押し入れの換気をこころがけよう

起床後に窓を開けて寝室の換気を行いましょう。その時に布団はすぐにたたまずに、1~2時間ほど風にさらして布団内部の湿気を乾かしてからしまいましょう。また押し入れは湿気の温床でもあるので、夏場などは扇風機をあてるなどして、定期的に換気を行いましょう。

窓を開ける主婦

シーツやカバーは定期的に洗濯しよう

布団の丸洗いを頻繁にするのはなかなか大変ですが、手軽に洗えるシーツやカバーは定期的に洗濯をするようにしましょう。特に汗をかく季節はこまめに洗濯することをおすすめします。

まとめ

布団のダニ対策についていかがでしたが?ダニ対策についてまとめると・・・

・ダニの嫌がる環境づくり 高温と湿度50%以下
・ダニを退治したあと「死骸」をきちんと取り除く
・クリーニングやコインランドリーを有効活用
・スプレーや防ダニシーツなどアイテムを活用し寄せ付けない
・ダニを増やさないよう、布団や寝室のこまめな換気をこころがける

ダニ退治に非常に有効とされる手法をご紹介させていただきました。健康のためにも、正しい布団のお手入れ方法を覚えて、ダニに負けない快適な睡眠生活を送りましょう。

掃除機をかける主婦

written by Shin.

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