湿気の多い「日本の夏」を快適に過ごす方法 昔の生活様式に学ぶ

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「納涼」をよく考えた日本の夏の過ごし方

金魚鉢

日本の夏って、風情があっていいですね。でも「ジメジメ」はいただけません。

高温多湿の日本の夏を快適に過ごせるように、昔の人は色々工夫をしました。「浴衣(ゆかた)」「行水(ぎょうずい)」「簾(すだれ)」「蚊帳(かや)」「カキ氷」…

音や視覚でも「涼しさ」を感ぜられるアイテムがたくさん。

もっとも注目すべきは、「日本家屋」です。「田舎」がある人なら、昔の日本家屋がどんなだったのかはイメージできると思いますが、平成以降の生まれの人にはピンと来ないかもしれませんね。

※わからない人は細田守監督の「サマーウォーズ」というアニメ映画を観てね。https://s-wars.jp/

日本家屋

「畳」が敷いてあり、「木造」が日本家屋の特徴ですが、部屋の「仕切り」が取り払えるという機能があります。プライベートを重んじる現代には不釣合いですが、部屋と部屋の仕切りは襖(ふすま)や障子(しょうじ)が用いられます。(あと漆喰の壁)

法事や結婚式などで大勢の人が集まったときには、襖を取っ払って、大広間として活用できる合理性のある機能を持ち備えています。

「サザエさん」に出てくる「縁側」ですが、(すべての家にあったわけではないですが)こちらも西洋の「ウッドデッキ」的な様式ではなく、ガラスや木製の戸がスライドして仕切れる部屋の一部です。

猫 たま

全部を開けっ放すと、「風通し」がかなり良いように思えませんか?欄間(らんま)が見えると思いますが、「明かり取り」という説もありますが、「風通し」にも一役買いそうです。

縁側

冬はかなり寒かったと思います。でも夏は「快適」そのもの。私も若い頃、お盆などに田舎に帰省したとき、縁側や畳に雑魚寝して「なんて涼しいんだろう…クーラーなんていらないな」とよく思ったものです。

機密性を重視した近年の住宅事情

近年の建築は防音や断熱性をまず考慮されて作られています。部屋は耐震性のためにも細かく区切られ、プライベートは確保されていますが、アルミサッシや断熱材など気密性の良い建材により、結露が起こりがちです。庭のある家も少なくなりましたから、余計に風(空気)は通りませんよね。

24時間換気?夏はクーラーを付けっぱなし?

技術が向上しているのに、結果エネルギーの無駄使いを余儀なくされる現在生活… 皮肉なものです。

家の断面図

「充填断熱工法」×「外張り断熱工法」による、外気の影響を受けにくくし、「結露やカビ」の発生を抑える「高断熱化」工法が一部の先進的な建築会社さんで進められているという事です。はやく一般的に広がってもらいたいものですね。

もし電気がなくなったら…

脱原発傾向ですから、そのうち電気の供給が追いつかなくなって、「夜10時から午前3時までは停電」なんて日も来るかもしれませんね。

灯りはともかく、熱中症で亡くなる人もいるから、夏にクーラーが使えなくなるのは命に関わる問題です。

冷却の首巻でもして寝ますか^^:
最近すたれ気味の「クールビズ」スタイルでのりこえるっきゃないですね。

冷感スプレー

あとは「食事」です。
昔の人はほんとに賢かった。「体を冷やす野菜」が分かっていたんですものね。勉強もそれほどしていなかったのにどうしてこれらの習慣が身についていたのかほんと不思議です。

「クールベジ」いわゆる生活の知恵です。

トマト きゅうり なす

トマト、きゅうり、なすび、セロリ、トウモロコシ、ピーマン。あと沖縄のゴーヤなどの瓜系も。

カリウムと水を多く含んでいて、尿を出したときに体温が下がるんだそうです。そういえば「スイカ」も瓜系でしたね。

今では年がら年中ハウス栽培などで食べれる珍しくもない野菜ですが、神様はちゃーんと考えて「夏野菜」を作ってくれていたんですね^^

焼もろこし

行水・打ち水をして「涼」をとる

子供の頃に行水(ぎょうずい)をした人も多いのでは?

ビニールプールで行水した経験はないですか?わたしの頃は桶でしたこともあります。

気持ちいいですよね。なぜか行水をしたあとは、お昼寝が気持ちよかったように思います。大人になったらさすがに無理ですが、たらいに水を入れて足を浸すのも情緒があっていいのではないでしょうか。

実はこの「行水」、しているときは涼しいのですが、そのあとは血行促進効果があってぽかぽかしてくるのだとか。それで眠くなるのかもしれませんね。美容効果もあって、人によっては水行を行うことによって痩せる人もいるようです。外部リンク:冷水シャワーの5つの効果

冷え性の人はやめたほうが無難そうです…

行水 プール

気化熱を利用した「打ち水」で涼しくなる

早朝や夕方、近所のおばちゃんなどがよくやっていました。今ではほとんど見なくなりましたね。マンション住まいの人とかは皆無でしょう。

打ち水のイメージ写真

「打ち水」の理論を応用した私なりの「納涼法」をご紹介します。

まず簾(すだれ)を買ってきます。昔はホームセンターなどに行って買って来ましたが、今はうれしいことに100円ショップで売っています。

それを窓の外につるします。それにスプレーに入れた水を吹き付けるだけ。

もちろん窓は開けないと効果がありませんので、エアコンは切っておきます。でも風がそよぐと意外と涼しく感じます。ぜひお試し下さい。薄い和紙などをはってから行うとさらに涼しいかもしれません。

ただし、一夏で簾は処分してくださいね。和風がいやな人なら、グリーンネットに植物を絡ませるのもいいでしょう。

簾

「科学」の寝具で清涼感を得る 冷感・涼感パッド

寝苦しい「夜」は最悪ですよね。
寝ないと次の日に差し支えてしまいます。

体力を使う夏こそは、しっかりと熟睡したいものです。でもクーラーを一晩中付けるのは体に悪いし、かといって切ったら切ったで暑さで目がさめてしまう。

そんなあなたは「接触冷感」素材を買いましょう。

私も「ものは試し」で買いましたが、毎年夏の必需品となりました。シーズンになったら売り切れるので5~6月に事前購入をおすすめします。一夏で十分元は取れる商品ですが、5~6年はまず間違いなく使えるでしょう。

冷感寝具

>>>接触冷感シーツ販売サイト

一晩にコップ一杯分の汗をかく

コップ一杯の水

「聞き飽きた」という人もいるかもしれませんが、人は「一晩にコップ一杯以上の汗をかく」といわれています。

毎日毎日コップ一杯の水をマットレスシーツにかけているのを想像すると「ゾッ」としませんか。冬はともかく、夏場はジトジトしているベッドで寝るなんて気持ち悪いですよね。

でも、熟睡するためには体温を下げるために汗をかくことは大事なことなんです。汗をかかないために「水分を控える」なんてことは絶対にやめましょう。

熱中症になりますからね。

「除湿シート」を活用しましょう。ズボラな人でもこれさえしておけば、ひとまず安心です。「サラッ」としたシーツで快適なら爽やかさも味わえて快眠間違い無しです。

除湿シートはホームセンター、ドラッグストア、ネットショップなどで購入できます。
>>>https://simqlo.com/category/deodorant-sheet/

 

他にも「湿気対策」はあります。こちらの記事をどうぞ
>>>ベッドの「カビ」による注意したい病気・かんたん予防法で健康管理を!」

茄子ときゅうり

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