ベッドから起き上がるのがつらくなった方は電動リクライニングを活用

ベッドからの起き上がりがつらくなってきたと思ったことはありませんか。

ある年齢を境にして、歳を重ねるごとに起き上がりが困難になることは誰しもあります。朝目覚めて急に起き上がると、ふらついたり筋を痛めたりということがあるので、ゆっくり起き上がるように注意しましょう。

起き上がる老人イラスト

中には長時間寝姿勢をしていたために、力が出ない・力が入らないという方もおられると思います。そんな状況が頻繁になってきたら、介護用ベッドでよくみられるようなリクライニング式のベッドがおすすめです。

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電動リクライニングベッドを活用

介護用の電動リクライニングベッドは非常に高価です。大体10万円前後はします。しかも非常に大きく重量もあります。

介護保険を利用して月々数千円でレンタルすることが可能ですが、「要介護2」以上の認定※が必要になります。(要支援1.2、要介護1ではレンタルできません)※居宅介護支援事業所と契約し、ケアプランを作成していること

「要介護を受けるほど悪くはないんだよなあ」と言われる方は、写真のような電動式のリクライニングベッドを活用するというのも一つの方法です。

電動リクライニングベッド
参考価格:43092円(税込・送料込)

リクライニングには手動と電動がありますが、「電動」を選びましょう。値段は少しUPしますが、利便性がだんぜん違います。

できればリクライニングしたときに脚部もすこし上がるタイプのもののほうが姿勢的に楽です。テレビを観たり、本をよむ時にもご利用いただけます。また手すりがついているもの(大きめ)を選んだほうがさらに立ち上がりが楽ですので要チェックポイントです。

折りたたみベッドでよくこういった仕様のものが発売されています。お元気になられて使わなくなっても、収納すれば省スペースでじゃまになりません。
折たたみベッド収納時

購入時の注意

●ネット通販は玄関渡し

インターネットでこれらの電動リクライニング(折りたたみ)ベッドを購入した場合は、原則「玄関渡し」になっています。

ご家族がおられてお部屋まで運んでくれる人がいればいいですが、おられない場合は部屋内まで搬入してくれるサービスがあるかどうかは確認しましょう。

また組立が必要なものもあります。注文前に必ず確認しましょう。

●クッションにも注意が要ります

最近では、「低反発素材」のものか「高反発素材」のものが良く用いられています。

柔らかめのお布団・マットレスなどで寝ておられた方は低反発素材でもかまいませんが、綿布団や硬めの寝具で寝ておられた方には高反発素材のほうがおすすめです。

●コンセントがあるか確認

電動式を使う場合は電源が必要となりますので、ベッドを置く近くにコンセントがあるかを確認しておきましょう。電動式にはたいていリモコンがついています。リモコンのコードが体に巻きつかないような工夫も必要です。

●体に合わないときは止める

介護用のベッドも同じですが、リクライニングを円滑に行うためにマットレスは一般的なものより薄い仕様になっています。(スプリングマットレスではない)お体に合わないときはすぐにご使用をやめて、整形外科などに相談しましょう。

 

 

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