フロアベッド デメリット やはりお年寄りには薦めにくい。

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畳で布団を使って寝ていた日本人

フロアベッド・ローベッドが今のベッドの主流といっても過言ではありません。家具の低床化に伴って、ベッドもロースタイルデザインのものが多くなっています。

長年大手量販店で家具の販売に携わってきた私ですが、
やはりお年寄りにはフロアベッド・ローベッドはおすすめできません。

お年寄りのイラスト

私にも年老いた両親がおりますが、
ベッドに入るときや、朝ベッドから出るときにある程度の高さはあったほうが
楽なようです。

マットレスの上部までの高さが40~45cmあれば、
ちょうど椅子に座ったような格好になり、立ち上がりもしやすいようです。

昔の日本人は死ぬまで畳に布団を敷いて寝る生活でした。
さぞ大変だったのではないでしょうか。
押入れに布団を片付けないといけませんしね。

押入れイラスト

湿気・通気対策はどんなベッドでも注意がいる

よくインターネットなどで、フロアベッドは床までの高さが低いから湿気やすいとかいう記事・投稿がありますが、これはほとんど誤解です。

脚付きのベッドであるから通気性は確保されていると安心するのは非常に危険!

実際私が若かりしころに、脚付きベッドにカビを生やしたことがあります。薄めのマットレスを集めていたころで、お手入れも仕事にかまけてあまりしていませんでした。

夏の蒸し暑い日にさすがにたまには干そうと思って、マットレスをどけるとびっしりと青かびが発生。顔は真っ青になりました。

足があるから、ベッド下からの通気もあると楽観視していたんです。
やはり休日の日ぐらいは窓をあけて、通気良くしないと脚付きベッドといえ一緒なのです。

シックハウス・ダスト
フロアベッドのデメリットとして「湿気やすい」というのは単に憶測でディスってるだけにすぎません。脚があるからと慢心せずに必ずメンテナンスをお忘れなく。
ローベッドの湿気対策←こちらもあわせてご覧ください。

メリットがあるから売れている!フロアベッド・ローベッド

デザイナーズマンションなどが建築されるようになり、十年前とはお部屋の様相は一新しました。しかしいまだに6畳や8畳といった規格は変わらず存在します。

これは人が1人生活するには適した広さなのかもしれません。
しかしながら建築様式は一変しています。

昔の和室はふすま一枚で仕切られていました。
ふすまをとれば、すぐに広い空間へとなったのです。

来客があったり、法事などがあればとても便利でした。
いまではプライバシーの問題や新しい建築基準などで、各部屋ごとに壁が設けられ完全に独立した空間になっています。

和室のイラスト

昔の規格の180cm高のタンスや本棚を現代のお部屋に置くと圧迫感が生まれます。地震の影響もあるかもしれませんが、家具は現在低床化デザインが進んでいます。

それに伴ってベッドもロースタイルのものが生まれてきて、お部屋を広く見せる・開放感が出るといったコンセプトが重要視されています。

開放感のある新しいライフスタイルのお部屋で
ゆったりと快眠生活を過ごしませんか?

低床ベッド設置イメージ

ライフスタイルに伴うベッドデザインの変化←こちらもあわせてご覧ください

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