ダブルベッド!憧れますよね~。ホテルでしか寝ることのない広々としたベッドに毎日寝れるとなるとうれしくなりますね。
お引越しや新築したお家でベッドを買うときに検討されることがあるかもしれませんが、ネットにはいいかげんな情報があふれています。鵜呑みにしないようご注意ください。
ダブルベッドは2人用には狭すぎます。
「お二人で寝るならダブルベッドで」なんて書いてるサイトをまた見つけました。寝れたもんじゃありません!恋人同士が寄り添って寝るならいいけどね^^
書いている人は、ベッドを販売したことがないのか、ダブルベッドを普段利用したことがない人です。そういった販売サイトはうのみにしないほうがいいです。
つんくさんがボーカルの「シャ乱Q」の歌に「シングルベッド」という有名な歌がありますね。シングルベッドで愛しあった恋人との過去を思い出すという歌ですが、シングルベッドで2人で寝ることができるなら、ダブルで寝るのは余裕なように思えますが、実際寝てみたら窮屈この上ありません。
改めてベッドの大きさ(マットレス)をご紹介しましょう。
ベッドの大きさの目安(マットレス) *メーカー・シリーズによる | |
セミシングル | 80cm・85cm |
シングル | 97cm・100cm・90cm※ |
セミダブル | 120cm・122cm |
ダブル | 140cm |
クイーン | 160cm・170cm |
キング | 180cm・194cm |
察しのいい方ならすぐに気付いたと思います。シングルサイズのマットレスで100cm前後。ダブルサイズのマットレスはプラス40cmしかありません。
シングルベッドに寝ていて十分広いですか?
「広い」と答える方は半数以下だと思います。誰しもベッドから落ちそうになったり、寝返りの際にもう少し広ければなあと思ったことがあるはずです。その狭いシングルサイズにプラス40cmしかないのが、ダブルベッドです。
2人とも快眠を得るには条件的に厳しいものがあります。寝返りの多い人なら最悪ベッドから落ちたり、落とされたりと非常に危険です!(アメリカでは年間450人以上ベッドから落ちて死亡しています)
2人で寝るならぜひキングサイズ以上を!
お部屋に十分なスペースが確保できるなら、キングサイズベッドを購入しましょう。新婚のかたならクイーンでもいいですが…^^:
キングサイズのベッドは約2m。シングルベッド二つ分です。最低限これぐらいの大きさは必要です。さらにゆったりとおやすみになりたい方には、ワイドキングなど大きなサイズもあります。
●シングル97cm×2=194cm≒キング(マットレス)180~194cm
一人でゆったりダブルでラグジュアリー感!
写真はソファベッド「クレバリー」W140cm
以上を踏まえたうえでダブルベッドをお買い求めくださいね。一人でおやすみになったら、ラグジュアリーな夜を過ごせますよ。寝返りをよくする人も安心ですね。
ダブルベッドにして、新たに必要となるものはシーツと掛け布団です。
シングルサイズに寝ていた方はお布団もシングルサイズに適応したものを使っていたと思います。ダブルベッドになったら、ボックスシーツ・ベッドパットを買い換えましょう。「D」という表記のものです。
掛け布団は幅190cmのものを購入しましょう。長さは210cm統一規格です。身長が高い人は、販売員にそれ以上のものがないかを確認してください。
誤解の原因?アメリカでは部屋の仕様を指す
「ダブルベッド」というネーミングですが、
誤解を生み出しやすいですよね。
そもそもどうしてこういう名前が使われるようになったのでしょう。
私はあまり海外旅行の経験がないのですが、アメリカ旅行などをした人はホテルに泊まったときに、お聞きになった経験があるのではないでしょうか?
アメリカでは一人用のお部屋を「シングル」。二人用のお部屋を「ダブル」と言うそうです。ただこの場合の「ダブル」は「ベッドが2つだよ」っていう意味のダブルなんだとか…。
ベッドのサイズを指してるわけではないのです。
日本のビジネスホテルでは、2人で泊まるときに、「ダブル」にされますか?「ツイン」にされますか?と聞かれますよね。アメリカではこの「ツイン」通じないこともよくあるそうです。
「ダブルベッドルーム※」がもっとも通じやすいとか。
「ツイン」と言うとシングルベッドが用意される場合があるので、要注意ですね。
日本に入ってきた際に間違って解釈された…というのが
本当のところかもしれません。
全くややこしいですよね。
※通じなければ「Twin bedded Room」といってみる
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