子連れの飛行機移動をスムーズに!事前の準備で乗り切る6つのコツ

飛行機

家族で楽しみに計画している家族旅行や帰省。だけど小さな子どもを連れた飛行機での移動はなかなか大変なものです。子どもは狭い空間で何時間もおとなしくしていられるだろうか?と心配になりますよね。事前の下調べと準備をしておくことで、余裕を持って対応することが可能です。私は3歳~8歳の3人の子どもを連れて、毎年飛行機で帰省します。これまでのトラブルや経験をもとに、これから子連れで飛行機移動をする人に役立つ情報を紹介します。

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機内に乗る前の事前の準備と対策

搭乗前に体を動かして疲れさせる

子どもは飛行機に乗ることを楽しみにしているはずです。しかし親としては寝てくれるのが一番助かります。そこで対策として「搭乗前に体力を消耗させて機内では寝てもらおう」作戦です。

最近では子どもが遊んで過ごせるキッズスペースがある空港が増えてきました。利用する空港の施設を事前にチェックしておき、余裕があれば早めに空港に出向き、子どもをめいいっぱい遊ばせましょう。搭乗前に寝かせないのもポイントになりますので覚えておきましょう。

キッズスペース

いつもお昼寝をしているお子様なら、その時間帯に合わせた飛行機の便を予約するのも有効な手段です。子供の成長過程において(3~4歳まで)日中の睡眠時間は集中力や記憶力を向上させ、情緒安定にも一役買ってくれます。
普段からお昼寝が規則正しく習慣化されているのであれば、機内においてもその時間帯に眠気をもよおしてくれるかもしれません。

子どものお昼寝の効果は?/ままいくこ:https://mamanoko.jp/articles/26940

おもちゃや好きなお菓子をあたえる

飛行機の機内

子どもはご機嫌よく遊んでいたおもちゃでもすぐに飽きてしまいがちです。機内では子ども用におもちゃや絵本など貸し出してくれますが、私は念のため、いつも100均で買ったかさばらないおもちゃや好きなお菓子を準備しておきます。

事前に用意できなかったときは、空港内のショップで子ども用の好きな雑誌やお菓子を買えます。うちの場合はぐずったときに小出しにして子どもに渡すので、それまでは内緒にしています。お菓子は機内で迷惑のかからないよう、グミやあめ、小袋に入ったものなど持っていると便利です。

お菓子を食べる子供

おすすめのおもちゃ
• シール帳
• 折り紙
• 迷路
• 見つける探すシリーズの本
• 付録付きの子供雑誌

※音が出るおもちゃは周りの迷惑になるので避けましょう。

座席はトイレの近くを予約する

子連れでの移動で急にいわれると一番困ることは「お母さんトイレ」ですよね。近くにトイレがあれば問題ないですが、環境が違ったり、何かに夢中になったりしていると子どもはギリギリになってからいうケースがよくあります。

そんな時にもすぐに対応できるようチケットを予約する時は、「トイレ」の近くを座席指定しておきましょう。また、搭乗前には必ず子供をトイレに連れて行くこともおススメします。

飛行機の機内のトイレの位置

トイレは機内の前方や最後尾に設けられています。前や後ろ寄りだとCAさんが近くにいるケースが多いので、何かお願いしたいときにも便利です。トイレ周りがすでに予約で埋まっていたとしても、当日にキャンセルが出ているケースもあります。搭乗前にカウンターで確認してみましょう。

これで乗る前の準備はOKです!買い忘れがあっても、空港内のショップですべて揃います。当日でも準備がすぐにできるように事前にリストアップだけはしておきましょう。

空港のロビー

機内で起こりうる出来事を乗り切るコツ

子どもはテンションが上がって何をしでかすかわかりません。足でドンドン前の座席を蹴ったり、大きな声を出したり・・・。ここでは機内で実際に起こりやすい出来事とそれを乗り切るコツをお伝えします。

※座席周りのみなさん(乗客)に子どもが迷惑をかけるかもしれない旨を事前に一言断っておく配慮も必要です。

離陸直後と着陸前の耳鳴り対策

飛行機の離陸時に気圧の変化により「耳鳴り(航空性中耳炎)」がつきものですね。私の場合は「耳抜き」をすればすぐに治りますが、子供はどうでしょう?なかには強い痛みを伴うケースもあるようで、泣き出す子供もいるそうです(JAL調べ)。鎮痛剤が必要になることもありますが、まず耳管が開きやすいようにお茶やジュースを飲ませたり、飴をなめさせましょう。《2歳以上》

効果的な耳鳴りの解消方法
・つばを飲み込む
・あくびをする
・飴をなめる
・バルサバル法*(耳抜き)を行う

バルサバル法の仕方
①鼻をかみます。
②息を軽く吸い込んで、鼻をつまみます。
③吸い込んだ息を耳の方へ送り込みます(口はつむった状態)。
④唾を飲みこみます。

耳鳴り

子供が赤ちゃんの時は、おっぱいやミルクをそのタイミングであげていました。おしゃぶりをくわえさせることも効果があったようです。

あとはお茶を飲ませるときに、ストローマグに入れたお茶を飲ませようとして、よくびちょ濡れになっている人を見かけます。気圧の変化で、お茶が勢いよく飛び出すからです。ストローマグの中身は空にしておき、コップにお茶を入れて飲むのが適切です。使い捨ての紙コップを必ず準備しておきましょう。

ストローマグ

退屈しのぎにアニメやゲームは最強!

今やスマホやタブレットでYouTubeやゲームをしている子供は珍しくありません。いつも長々していては困ったアイテムですが、こういう時こそ役に立ってもらいましょう。

事前にアプリや動画をダウンロードしておき、機内で使えるよう準備をしておきます。子ども用のヘッドフォンがあればとても重宝します。イヤフォンでもいいですが、嫌がる子もいますので事前に練習しておきましょう。我が子は3人いるので音量は無音にして、動画だけで楽しめるトムとジェリーのアニメを見せることもあります。

ゲームをする子供たち

どうしても泣き止まない、ぐずる時には・・・

子どもは一度泣きのスイッチが入ってしまうと、なかなか泣き止まないものですよね。用意しておいたおもちゃやお菓子を与えてもダメ、そんな時は少し席を離れてみましょう。

ベルトの着用サインが消えている時だけですが、トイレへ行ったり、通路を歩かせてCAさんのもとへ絵本やおもちゃを貸りに行ったり、気分転換することでご機嫌が治るときもあります。ぜひお試しください。

まとめ

機内では子ども次第で何が起こるかわかりません。機内での過ごし方をあらかじめシュミレーションしておくことで、慌てずに対応することができます。旅行先で楽しむためにも、機内で快適に過ごせるようしっかり事前に準備をして行きましょう。

● 飛行機の便(時間帯)や座席指定予約
●機内で時間をつぶせるおもちゃやお菓子の用意
● スマホやタブレットで動画を見せたり、ゲームで遊ばせる
● 気分転換に機内を歩かせる(搭乗規則内)

楽しい旅の思い出作りができますように by Shin.

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