睡眠の質を上げる6つの方法はご覧いただけましたでしょうか?ぜひ参考にしてくださいね。さてこちらのページでは自律神経の調整を阻害してしまう睡眠前のいけない行為にスポットをあててご紹介しましょう。
自律神経を乱す行為
●過度のストレッチ
お風呂上りにヨガなどストレッチをしてから寝床に入るという人は多いと思います。ストレッチ自体はとても良いことです。交感神経を副交感神経に切り替える作用もあることが分かっています。
しかし汗をじんわりとかくぐらいのストレッチをしてしまうとかえって逆効果です。深い睡眠を得るために、息が上がってしまうような過度のストレッチはしないでおきましょう。
●就寝時間にこだわらない!
眠気がないけど、就寝時間がきたから寝なきゃ、という方多いのではないでしょうか。それ危険です。ベッドに入ったものの、寝れなくて余計あせってしまう。明日の仕事が早いから早く寝なきゃと思えば思うほど目がさえてくる。なんてことがあったら脳はもう完全に覚醒状態にあるのです。
普段から入眠のための習慣づけをしてくださいね。そして自然に眠気がおこるような生活リズムをつくってください。
習慣づけに関してはこちら しっかり寝たのにぜんぜん疲れが取れないよという方は必見です。
●夕食後にソファで寝るは×
おなかが一杯になったら、急に眠気が襲ってくることがありますよね。昔はよく「牛になるよ」と怒られたものです。たとえば夕食後にソファでちょっと横になったらそのまま30分ぐらい寝てしまったという事例ですが、こういうことを繰り返していると、体温リズムが乱れて、睡眠サイクルも狂ってしまうといわれています。
うたたねのあとに、仕事をしたりお風呂に入ったり、アクションやホラー映画を観たりなどはやめてください。どうしても眠たいときはベッドに行ってぐっすり眠りましょう。
心身の疲労も考えられますので、休めてあげるために。できるなら就寝までに食後3時間ほど時間をとったほうが理想的です。
質のよい睡眠を摂る方法
雑誌や文献、テレビなどで紹介されていて、私が実践している(または過去にしたことがある)快眠法を少しご紹介させていただきます。長く続けられるもの、自分に合っているのではと思い当たる節があれば、ぜひ実践していただいて質の良い睡眠をとって健康になりましょう。
昼寝は10分まで
ベンチャー企業などで、積極的に取り入れられているそうですが、「昼寝」って午後の効率を上げるのに有効なんだそうです。ついつい30分~1時間と私は寝てしまったりしますが、これはダメなんだそうです。夜の睡眠に支障をきたすことがあるようです。目覚ましをちゃんとセットして、昼寝は「10分」まで。
脳の疲労回復や精神的にリラックス効果があり、午後の仕事に集中力がでて意欲的に取り組めるそうです。
有酸素運動をする
布団に入ったもののなかなか寝付けないって方おられますか。または途中ですぐに目覚めてしまうといった方(中途覚醒)。有酸素運動が改善に役立つそうです。
寝る直前は×ですよ。それにあまり激しいものもよくありません。少し呼吸が早くなる程度ぐらいが、深く長い睡眠に導入してくれる作用があるそうです。
エアロバイクなんかいいかもしれませんね。
晩御飯は就寝3時間前までに
これは医者から勧められたのですが、逆流性食道炎をわずらったときから実践しています。その後テレビで見たのですが、熟睡するためにも非常に効果があるということでした。簡単ですので、ぜひ取り入れてください。
寝る前はスマホ・パソコンをしない
これは最近特にメディア等で取り上げられていますよね。いわゆる「ブルーライト」です。目を悪くするということで私は保護メガネ(ブルーライト軽減)をかけてパソコンに向かいますが、このブルーライト、覚醒作用があるらしいのです。また睡眠中のノンレム睡眠を妨げたりもするのだそうです。
就寝前についついスマホを見てしまいがちですが、今日からはできるだけやめましょうね。
お風呂はぬるめ
これは皆さんも良くご存知だと思います。40度以上のお湯に入りがちですが、38度ぐらいがもっともリラックス効果があるんですよね。「ぬるめのお風呂に長時間はいるのがいい」と書いてあるブログなどがありますが、医者からするとこれはまずいんだそうです。
指がふやける手前まで!が理想。ということは10分~15分ぐらいでしょうか。
あと、風呂上りにすぐにお布団にもぐりこむというのも医学的には良くないそうです。就寝というのは体をクールダウンしてこそ深い眠りへと入ることができます。湯冷めしない程度に体温が下がってから休むようにしましょう。
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